2018.12 絵本の世界へ

KODAK Digital Still Camera

長いお話もしっかり聞くことができるようになり、たくさんの絵本と出会ってきた2歳児さん。今回は『くれよんのくろくん』のお話を実際にやってみることにしました。
目の前には白い画用紙、新しいクレヨンを開けてお話の中へ入っていきます。
保育者が絵本を読みながら、絵本と同じ色で同じようにちょうちょやお花を描いていきます。途中までお話が進み、「じゃぁ、みんなもたくさん描いてね」と伝えると、所狭しと、他の色の上にも描く子どもたち。絵本の世界でも同じことが起こりました。そして、「くろくん」の登場です。みんなで描いた絵をすべて真っ黒にしていきます。ちょっと遠慮がちでしたが、何とか真っ黒になりました。さ!ここで「シャープペンのお兄さん」の活躍です。真っ黒な中から花火が!(写真)ちょっと「くろくん」が遠慮がちだったので「ほら、ここ!」「あ!花火あった!」と探しながらではありましたが、絵本の世界を体感として味わっていました。
絵本の世界は、劇あそびなどこのように体感することでさらに子どもたちの心の中に残っていきます。たくさん心を動かす経験が積めるよう、試行錯誤していきたいと思います。