2019.2 節分

毎年、節分の行事担当者は、どんな節分にしようかとても悩みます。12月のサンタクロースでさえも怖い子どもたち。ただ怖いという記憶だけが残る行事はどうだろうか、の問いかけに、今年の担当者は大きな鬼が来ない節分に決めました。節分の意味やなりたちを伝えたい。牛乳パックの鬼、イワシとヒイラギの鬼除けを子どもたちと制作しました。
行事当日、鬼除けに洗濯ばさみをつけた飾りを、ひとりひとり一緒に飾り付けます。0歳児は子どもの小さな指を支えながら一緒にスズランテープにつけました。1歳児は、片方の手でスズランテープを持ちながら、もう一方の手で洗濯ばさみを開き、自分で付けられる子もいました。2歳児はどこにしようかなと余裕の笑顔。この動作は、目と手の協応運動であり、乳児には難易度が高いですが、教え込んだり特訓するのではなく、行事やあそび(洗濯ごっこ・動物のおひげ等)の中で、楽しみながら習得していくと良いですね。
節分のお話を聞いたり、牛乳パックの鬼と新聞紙豆で豆まきも楽しみました。
日本の伝統行事が薄れつつある昨今、子どもたちの心の中に残ってくれることを願っています。